抗がん剤FEC100 3クール18 日目、放射線治療終了後99日目 今朝からの外泊の希望は伝えてあったものの、6時過ぎに採血した結果が出るのが遅くなり、今日の担当の看護師さんも 「ごめんなさいね。もう少し待ってね。」 と言いに来てくれた直後、ようやく9時半過ぎにO先生が、 「外泊して大丈夫だよ。」 「今日、帰ってきますけれど。。。」 「帰ってこなくてもいいよ。2泊していいから。白血球が19300に上がっているから、風邪だけひかないように気をつけてね。」 「ありがとうございます。」 と、昨日の脅し?が効いたわけではないでしょうが、日曜の夜までの外泊許可を頂きました。 昨日のやり取りで、2泊はほとんど諦めていたので、荷物の整理も、何の準備もしていなかったので、許可を頂いてから、大急ぎで荷物をまとめ、大物のPCと、プラズマクラスターイオン発生機だけでも大荷物ですが、2泊となると、今回は化粧品も忘れずに詰め込みました。 車に荷物を積み込むだけでしたが、事務所に連絡をして、困った時のCさん頼りで、手伝いに来てもらって、事務所へ直行しました。 長時間、コンピュータへ向かっているだけの姿勢は、リンパ浮腫にはよくないことを学習したので、左腕の下にはクッションを置いての操作です。 さすがに、強力な助っ人Cさんと処理をしても、9時を過ぎて、目途はついたものの終わるはずもなく、天気の都合と気分転換も兼ねて、明日は庭作業にして、日曜に仕事の続きをすることにしました。 今日は、体力の限界で、9時半に仕事を切り上げて、ようやく自宅へ到着しました。病院なら、既に消灯時間を過ぎていますね。 事務所には、中学時代の友達からの、元気がでるピンク色のサンダルと、シャネルとパークハイアットのコラボだという金平糖、その他素敵なプレゼントとお手紙が届いていました。 彼女は10年ほど前に子宮がんを患って、当時13歳だった長女に、もしものときのために、給食費や通帳を自分で管理できるように、銀行のATMの使用方法をマスターさせ、家事など諸々のことを教え、彼女が退院した時には長女は円形脱毛症になったり、眼はチック症になったりと、大変な経験をした、とも綴ってありました。彼女も手術後五年間は怖かったそうですが、今は好きなことをして100歳まで生きられる様な気がするとも書いてありました。私にもそういえる日が早くきますように…、と癌を患ったからこそ言える想いが綴ってあり、金平糖を口に入れながら、気持ちに喝を入れ、私も彼女のように強く頑張ろう!と気合いと根性で、取りあえず今日の仕事を片付けようと、心を奮い立たせました。
by toco_tax
| 2009-05-15 23:13
| 外泊許可②
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