元気の出るロン毛のカーリーバンダナ

抗がん剤FEC100  4クール2日目、放射線治療終了後104日目

 最後の抗がん剤は、大サービスで倍量のお薬が入っていたのかしら?と思うような効き具合で(^^ゞ、今日のお昼頃までぐったりしていましたが、朝の回診で主治医のS先生が、給料計算等の仕事のための外出希望を昨夜、伝えておいたので、
「どうぞ。外出してきてもいいですよ。」
とおっしゃって下さいましたが、
「締日が20日なので、明日、外出させて頂きます。今日はまだ少し辛いので。」
「あぁそうですね。今日はゆっくり休んでください。」
ということで、明日は事務所にだけ数時間、仕事に外出する予定です。

 
 そんな元気のない状態でしたが、今日の昼から、こちらの医療生協の理事会があったため、父を送ってきた事務所のスタッフが、午前中に事務所に届いた、ハンドメイドハットの帽子を届けてくれました。
 このブログにコメントを下さった方のブログを拝見していて、「わぁ!素敵っ!」と、ハワイ大好きな私のお気に入りなアロハ柄のバンダナとロン毛のカーリーのつけ毛と、サンバイザーの上から被れるタオル素材のフルフル帽子などを注文してあったのです。わずか数日で製作してくださり、素敵なメッセージと共に、少し弱っていた私の手元に届きました。

copyright 2008 Handmadehat (yamazaki hitomi)
ハンドメイドハットの帽子は抗がん治療の副作用、頭のけがや病気などによりある期間だけいつもの自分のイメージと違う時期をすごさなければならない方を応援するために作りだした医療場面でかぶっていただくため帽子です。
もちろん治療終了後もおしゃれな帽子としてかぶってほしい帽子達です。私も5年前に手術入院を経験し、そこで見た世界があまりにも...心のケアーとこれがあれば大丈夫!と思えるものがあまりに少なく、医療の現場である病院内は患者の立場から見ると...さびしい世界でした。気がついた人が行動を起こさなければ!世界を変える役割だと気づいた瞬間でした。
私はおしゃれ心を大切に自分らしい生き方や行動をあきらめないでほしいという気持ちを伝えたくて...療養中にかぶる帽子とつけ髪を制作しています。すべての方の要望を形にすることはできないかもしれませんが...できることは形にしていきたいと思います。
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 昼食後、早速、ダフィーちゃんが被っているウイッグの下地帽子に、ロン毛のカーリーのつけ毛を張り付けて試着!自分で鏡を見ながらパチリ!と早速いつも応援して下さっているメル友さんに写メール055.gifを送りつけて近況報告!

元気の出るロン毛のカーリーバンダナ_c0196754_187576.jpg


 今度は、もう少し明るい茶髪にしようかしら、とか、バンダナの柄もプロバンス風のおしゃれなのもいいなぁ~と、不思議と元気が出てきます。
 ナースステーションにでもお出かけして自慢したい気分でしたが、明日の外出の時に、看護師さんたちをちょっと驚かせようかと思って、まだ内緒です。
 
 冬の間はニット帽にマスクで外出しても、全く違和感なく過ごせていましたが、今年の夏は暑さとの勝負!かと思っていましたが、さすがに毎日、事務所で坊主頭のまま仕事、というわけにはいかないので、色々と帽子やバンダナで楽しみたいと思ってます。
by toco_tax | 2009-05-20 18:01 | 化学療法②
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