PET-CT検査受診
 術後一年経過ということで、PET-CT検査を受診してきました。

 大学病院で受診するより、結果が早く判るということでK病院では、メディチェック画像診断センター(MIC)と連携して、検査をしているそうです。
 K病院からお預かりした情報提供書を持参し、予約時間の少し前に受付にて、問診票に記入の後、MICへ移動して、検査着に着替えます。

 身長、体重、血圧測定、血糖値を測定した後、ブトウ糖製剤(18F-FDG)を注入後、安静室のリクライニングチェアにて、500mlのお水を摂取しながら1時間の安静(雑誌、テレビ等を見ることは出来ず、ボーっと過ごしてください、との指示がありました。)の後、トイレで膀胱の中を空にして、いよいよPET-CTの検査室にて全身を撮影する検査です。横になって万歳の姿勢で、約30分じっとしています。撮影後、再び安静室にて30分安静にして、左胸を中心に追加撮影をしました。

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 全て終わるのに約3時間で、費用は保険適応なので30,480円でした。検査の結果は、次回の主治医の診察日までに、K病院へ報告し、主治医から結果をお聞きするということでした。


PET-CT検査の限界

 FDG‐PETは、がん検出に非常に優れた検査ではありますが完全ではありません。がんの中でもFDGが集積しないもの、若しくは正常部分でもFDGが集積する部位(生理的集積部分)と重なるものなど「PET陰性がん」が存在します。
PET陰性がんの特徴として1.成長の遅いがん 2.表面に薄く広がったがん 3.がん細胞がまばらに小さく広がったがん 4.サイズが小さいがん 5.FDGの集積しないがん などが挙げられます。
具体的に注意しなければならない「PET陰性がん」として1.肝細胞がん 2.消化器(食道、胃、大腸)の早期がん 3.腎細胞がんなど尿経路がん 4.前立腺がん 5.特殊な肺がん
しかし、これらは、エコー検査、造影CT検査、MRI検査、内視鏡検査などを併用することにより検出率を高めることができます。



 ということなので、今日の検査の結果によっては、骨シンチや内視鏡検査などで、転移を確認することになるのかと思います。
 日常のストレスもなく、旅行も楽しく120%楽しめるほどに回復しているのですから、再発や転移はないと信じていますが、定期的な検査で安心です。

 久しぶりの検査の緊張感で少し疲れましたが、夕食は娘がレンコンハンバーグ、湯豆腐などを作ってくれている間、まったりと横にならせてもらいました053.gif





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by toco_tax | 2009-12-09 23:11 | 診察
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